2007年マニフェストと達成状況

マニフェスト4 命、子供、緑をしっかり守り育てる
児童虐待、いじめなどの問題が噴出している今こそ、
命の尊さを教え、思いやりの心を育み、確かな学力を身につけさせて、
全ての子どもたちが健やかに育つ環境をつくります。
全生園の緑など東村山の宝である豊かな自然を守り、育て、未来に伝えてまいります。
市内の風景
マニフェスト項目
達成状況
達成度
1
大量退職が見込まれる団塊世代から、児童福祉司などの専門家や優秀な人材をスクール・ソーシャルワーカーとして再雇用。教員の負荷を軽減するとともに、行政、教員、地域が一体となった教育改革を実現。こどもの生活習慣の改善、学力の向上・虐待防止・いじめ根絶にとりくむ。
  • 児童虐待防止対策として、2007年2月要保護児童対策地区協議会を設置。特別な支援を必要とする子供への対応として、教員サポーターを2006年度の5名から2010年度は13名まで増員。
  • 学力向上施策として、2010年7月より土曜スクールを六中においてモデル実施。
50%
1
介護予防の充実
  • 介護予防一般高齢者施策事業として介護予防教室実施。
  • 介護予防特定高齢者施策事業として生活機能評価受診を促進し、対象者に介護予防プログラムへ参加誘導を行う。事業費は、2006年度決算56,000円から2009年度決算60,354,513円に増強。
70%
1
認知症グループホームの整備
  • 2007年度、認知症グループホームを1ヶ所整備。
  • 2010・2011年度、各1ヶ所整備予定。
70%
1
障がい者の就労支援の強化
  • 2007年度、就労支援事業検討会設置。
  • 2009年11月、東村山市障害者就労支援室開設。44名利用登録、8名の就労実績。
80%
1
昭和病院の拡充
  • 昭和病院の増改築工事を実施中。
  • 2008年3月、南館竣工、2009年12月北館竣工、2010年8月本館竣工。
80%
1
こども医療費助成の充実
  • 009年10月、義務教育就学医療費助成条例改正(公費助成1割→3割 通院時のみ本人負担200円)
  • 乳幼児医療助成条例改正(所得制限の撤廃)。
80%
1
習熟度別・少人数指導の充実
  • 現在、小学校は算数15校、理科2校で習熟度別・少人数指導を実施。
  • 中学校は数学6校、理科1校、保健体育1校で実施。
80%
1
小中学校の耐震補強の推進
  • 耐震化率は、2006年度末、44.2%、2010年度末には71.6%の予定。
  • 2010年度末には、倒壊の危険性の高いIS値0.3未満の校舎・体育館については全て耐震化が完了の予定。
80%
1
環境負荷の少ない秋水園へ再生整備
  • リサイクルセンター整備計画について、2007年度秋水園リサイクルセンター配置計画策定。2010年3月地域計画承認・関連事業交付金内示。周辺住民からなる検討会開催(2009年11月~8回開催)。2010年度は、生活環境影響調査、土壌汚染調査・地質調査を実施予定。
  • ごみ処理施設延命化改修工事については、CO2排出量を最低3%削減する計画に基づき、2010年度、2011年度に実施予定。
50%
1
防犯・防災対策の強化
  • 防犯対策:警察・防犯協会と連携し防犯活動を実施。
  • 防災対策:2008年度、外国籍市民向け支援マニュアル作成、2009年度、第2分団および第7分団の詰所建替え、第7分団ポンプ車入替、住宅耐震診断助成、家具転倒防止器具助成、2010年度、防災マップ作成。
70%
1
全生園「人権の森」構想の推進
  • 2009年9月、いのちとこころの人権宣言を宣言 22年多磨全生園内人権宣言モニュメント建築費助成。
  • 2010年3月、人権の森構想推進基金設置。
  • 全生園内に保育所設置を国に働きかけ。
70%
1
保育園の新設、幼稚園児保護者助成の充実
  • 2011年4月、本町北ブロック、2012年4月青葉町むさしの園跡地に認可園新設予定、2011年度、認証保育所開設予定。
  • 幼稚園児保護者助成については、2010年度、入園料補助を実施。
  • 2010年4月より認可外保育室、認証保育所、保育ママ、幼児教室における保育料の多子負担軽減のための補助制度を創設。
50%


【マニフェスト4の自己評価】

厳しい財政状況であっても、命、子供、緑にかかわることは全力で取り組むべきと考え、実行してまいりました。とともに、行政に与えたれた役割は限定的であり、最終的には市民の力が様々な難問を解決していくのだと考えております。たとえば、マニフェストには掲げなかった淵の森対岸緑地(八郎山)の公有地化などはまさに、市内外からの募金と多くの市民の熱意があればこそ実現したケースだと考えます。そのような気運は北山公園の拡張推進へとつながっていきました。これからも、市民全体に寄与する政策とは何かを市民の皆様といっしょに考え、実行してまいりたいと思います。
また、ぜひとも実現したい施策としてスクール・ソーシャルワーカー設置がありますが、当面は、行政のサポートを必要とする“特別な支援を必要とする子ども”へのケアを優先して取り組んでまいりたいと考えております。