未来へつなぐ、笑顔の種まき
たのしむらやま2064
市政100年に向けて、この4年間でしっかり土台をつくります
わたなべ市政が始動して16年。行財政改革や災害に強いまちづくり、「子育てするなら東村山」の子育て支援など、東村山市のバージョンアップが着実に進展してきました。特にコロナ禍の中でのこの3年間、私は市民生活と地域経済を全力で守るとともに、ポストコロナを見据え、東村山駅周辺の連続立体交差事業や都市計画道路の整備、東村山創生、DX、公園整備など、「安全・安心で活力と魅力あるまちづくり」に懸命に取り組んでまいりました。
お陰様で、まちの風景もだいぶ変わり、東村山市が未来に向かって大きく動き出していることが誰の目にも見えるようになってきています。
さて、2064年、東村山市は市政100周年を迎えます。あと41年、まだまだ大分先の話ですが、桃栗3年柿8年といわれるように、一つの取り組みが実を結ぶまでにはそれなりの月日がかかります。
20年に一度、ご社殿を造り替えることで知られる伊勢神宮の式年遷宮。大正12年、「神宮森林経営計画」によって遷宮に使用する檜を自給自足すると決まり、いま、神宮の森に植えられている1mにも満たない苗は、200年後の遷宮に使われるのだそうです。人の一生を遥かに超える、未来を見据えての取り組みは、まさにSDGsの魁けといえます。
市政100周年、2064年という未来。東村山はどんなまちになっているでしょうか。今年生まれた赤ちゃんも41歳。きっと豊かなみどりと賑わいが調和した「たのしむらやま」で、仕事や子育てに奮闘しながら、充実した毎日のくらしを楽しんでいることでしょう。
そんな未来のために、この次の4年間、私は市民の皆さまと力を合わせ、様々な「たのしむらやま」の政策の新たな種をまき、芽吹いた苗を大切に育て、市政100周年・2064年に向けて、『みんなが笑顔になれるまち』、持続可能で多様性と包摂性のある東村山市の土台をしっかりつくってまいります。
引き続き皆さまのご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
わたなべ たかし
未来につなぐ
笑顔のたねまき
8
策
1 安心・安全・平和
新型コロナウイルスをはじめとする感染症や疾病、現下の物価高騰、首都直下型地震や台風・豪雨などの自然災害や犯罪から、市民のいのちとくらし、地域経済、そして平和を守り抜き、安心・安全・平和の東村山を築きます
2 都市の骨格
連続立体交差事業、都市計画道路の整備、主要駅(東村山駅、久米川駅、秋津・新秋津駅)周辺のまちづくり、良質な住環境の形成、公共交通の拡充をすすめ、未来に向けて、自然と調和し安全で利便性・機能性の高い「都市の骨格」をつくります
3 東村山創生
市内経済の活性化、都市農業の振興、市内中小企業・小規模事業者の支援、企業誘致、起業・創業支援、働き方改革支援、観光振興、シティプロモーション、 スポーツ・文化振興など、活力と魅力ある「東村山創生」をすすめます
4 自然との調和
東村山の宝である豊かな緑や水辺を守り、萩山公園・前川公園など公園の整備をはかるとともに、脱炭素と資源循環型のまちづくりをすすめます
未来へつなぐ
笑顔のたねまき
8策
5 子ども・子育て支援
子どもたちの命と健康・権利を守るとともに、妊娠・出産・子育ての負担を社会全体でシェアし、「子育てするなら東村山」「子どもまんなか都市・東村山」を目指し、子ども・子育て支援の更なる充実をはかるとともに、貧困・ヤングケアラー・引きこもり、ニート等の困難をかかえる子ども・若者の支援を強化します
6 その人らしく生きる
高齢者や障がい者、LGBTQ、外国籍市民など、多様な市民がその人らしく「人生100年時代」を全うできるよう、しっかりサポートする健康・福祉・ケア・共生のまちづくりをすすめます
7 心豊かな学びの場
小中学校の改修・建替え、スマートスクールの推進、部活動や読書活動の充実など「未来の学校」づくりをすすめるとともに、子どもたちの安全対策・不登校対策・いじめ防止対を強化し、子どもたちが希望を持って心豊かに成長できるよう、教育の充実をはかります
8 市民どまんなか
市民参加、市民協働、公民連携、自治体DX、行財政改革をすすめ、市民本位で持続可能な「市民どまんなか市政」を貫くとともに、さらなる市民サービスの向上、市役所とまちの生産性の向上をはかります